「富嶽三十六景」で有名な葛飾北斎が、当時桜島を描いたらどのような絵画になっていたのだろう―
「富嶽三十六景」の富士山を、桜島に見立てた浮世絵風ポストカード10種
商品の誕生のきっかけは、2017年4月1日(エイプリルフール)。
鹿児島の地元企業「MBC開発」による【嘘の広告】が、地元新聞(南日本新聞)に掲載されました。
それは「富嶽三十六景」をパロディ化した全36種の「櫻嶽三十六景」。
「櫻嶽三十六景」は、南国鹿児島の豊かな自然と共生する、四季折々の人々の暮らしの情景を細密に表現しています。
「富嶽三十六景」の富士山のように、すべて桜島を望む構図です。
鹿児島の文化・工芸・農産物などを、色彩豊かに表現しています。
当時の風景を感じさせる人物の表情や、暮らしぶりは、見る者を魅了します。
本当に当時の鹿児島にタイムスリップしたかのような感覚に。
当初はエイプリルフールの広告だったため、そのまま終了する企画だったのですが、
あまりにも素晴らしい浮世絵に、非売品での2018年カレンダーを制作。
先着200名様へのプレゼント企画もあっという間に定員に達しました。
「このまま素晴らしい作品が世の中に還元されないことはもったいない！」
という思いで、MBC開発とNPO法人桜島ミュージアムの共同でポストカードの制作・販売をすることになりました。
全36種のうちまずは15枚を制作し、2018年には3回に分けて発売します。
2018年1月に第1弾(5種類)、4月に第2弾(5種類)が販売され、現在は合計10種類のポストカードが販売されています。
第3弾は2018年9月を予定しています。
紙質は少し手触りのあるマットな厚紙で、上品なポストカードに仕上がっています。
コレクション用や、友人・知人へのギフトとして、またはちょっとした贈り物にも添えてみてもいかがでしょうか？
